<<<Back ▲UP ■ 日曜洋画劇場「ナイトライダー」/#01:KNIGHT RIDER ■



マイケル・ナイト(Michael Knight)
デボン・マイルズ(Devon Miles)
K.I.T.T.の声(Voice of K.I.T.T.)

ウィルトン・ナイト(Wilton Knight)
タニア(Tanya)
ウィルソン(Fred Wilson)
マギー(Maggie)
ベンジャミン・アクトン(Charles Acton)
......
......
......

......
......
......
......
......
 デビッド・ハッセルホフ(David Hasselhoff)/佐々木功
 エドワード・マルヘアー(Edward Mulhare)/中村正
 ウィリアム・ダニエルズ(William Daniels)/野島昭生

 リチャード・ベースハート(Richard Basehart)/
 フィリス・デービス(Phyllis Davis)/藤田淑子
 ビンス・エドワード(Vince Edwards)/中田浩二
 パメラ・スーザン・シュープ(Pamela Susan Shoop)/宗形智子
 エドマンド・ギルバード(Edmund Gilbert)/村松康雄


- SUMMARY -
産業スパイ事件を追って潜入捜査をしていたマイケル・ロング警部は、スパイの女ボス・タニアに顔面を撃たれ瀕死の重傷を負った。だが不治の病に侵されていた大富豪のウィルトン・ナイトに救われ、新しい顔と新しい名前「マイケル・ナイト」、そして人と同じように話をする事さえ出来るスーパーカー「ナイト2000」を得た。マイケルは自分を殺そうとしたタニアを追ってシリコン・バレーに行き、マイケル・ナイトとして調査を行い、重傷を負いながらもタニア達を追い詰め、彼自身の復讐も果たす。そしてウィルトン・ナイトの遺言通り「一人で悪と戦う」事を決意する。



産業スパイ事件を潜入捜査していたマイケル・ロング警部は、捜査中に相棒のマンツィーを殺される。犯人を追って砂漠に出た所を(味方だと思っていた)社長秘書タニアによって額を撃たれ瀕死の重症を負ったが、ナイト財団総帥ウィルトン・ナイトに命を救われた。破壊された顔面を整形手術によって別人の顔に作り替えられたマイケルは、「マイケル・ナイト」として死の淵から蘇った。

一方不治の病に侵され死期が迫っていたウィルトン・ナイトは、自分の夢をマイケルに託して死ぬ。その夢とは「法による助けの届かない力ない弱い人々を救う事」であり、夢の実現の為にマイケルを選んだのだった。そしてその夢を実行する為に必要なものとしてナイト財団が極秘裏に開発したスーパーカー「KNIGHT INDUSTRY TWO THOUSAND (KNIGHT2000)」をマイケルに与えた。そのスーパーカーは「K.I.T.T.」と呼ばれるコンピュータにより喋る事ができ、自分で考えて行動する事ができた。

マイケルは一度死にかけた事による恐怖から「もう戦いたくない」とウィルトン・ナイトの要請を断ろうとした。だが、自分を撃ったタニアがシリコンバレーで次の産業スパイをしようとしている事をウィルトン・ナイトの親友でありナイト財団の重役でもあるデボンに知らされると、KNIGHT2000に乗って一人シリコンバレーに向かった。ただしマイケルにとっては「自分で考える車」を相棒として認める事は出来なかった為、最初のうちはK.I.T.T.との関係はぎくしゃくしたものだった。

シリコンバレーに乗り込んで、「コムトロン社」の社長秘書に収まっているタニアの事を調査し始めたマイケルは、レストランのウェイトレスをしていたマギーと言う女性に出会う。彼女の夫はかつてコムトロンで警備主任をしていたが、タニアを怪しんで調査している最中に川に落ちて水死した。だがマギーはそれを事故ではなくタニア達の陰謀だと信じていた。しかし町はタニアと後任の警備主任ウィルソン、そしてその息のかかった町の警察官に牛耳られ、幼い息子をかかえる彼女を助ける者は誰もいなかった。

マイケルは彼女に自分の目的を明かし、協力を求めた。マギーの情報からタニア達がコムトロンが主催する「デモリション(破壊)・レース」に現れる事を知ったマイケルはKNIGHT2000でそのレースに出場し、見事優勝して自分をタニア達に印象付ける。マイケルを怪しんだタニアは仲間のウィルソンにマイケルの素性を調べさせるが、その過去は一切不明だった。そこでマイケルを警察に逮捕させ、そのままウィルソンに殺させようとするが、警察署の留置場に入れられたマイケルはすんでの所でK.I.T.T.によって救われた。マイケルもようやくK.I.T.T.の力を認め、相棒として扱う事を約束する。

マイケルは証拠を掴む為にコムトロン・ビルに潜入し、タニアがコムトロンの極秘情報を盗んだ現場を押さえた。タニアはマイケルの正体が、殺したと思っていた「マイケル・ロング」だと知り恐怖する。だがその時、ウィルソンの部下の警備員がマイケルを撃った。マイケルは肩に重傷を負うが何とかコムトロン・ビルから脱出し、空港に向かって逃げたタニアとウィルソンをKNIGHT2000で追った。途中ウィルソンに雇われたごろつきに妨害されるが、KNIGHT2000のターボブーストで切り抜け、とうとう空港に辿りついた。空港では今まさに小型飛行機でタニア達が逃げ出す所だったが、飛行機のエンジンにKNIGHT2000をぶつけ、彼女達の逃亡を阻止する。

逃げられないと悟ったタニアは、KNIGHT2000の中のマイケルに向けて「もう一度殺してあげる」と拳銃を撃つ。しかしKNIGHT2000の分子結合殻によって彼女の銃弾は彼女自身に跳ね返り、タニアは倒れる。やがてFBIも到着し、ウィルソン達も逮捕された。

事件が解決し、病院のベッドに寝ているマイケルの元をマギーが訪ねた。マギーは「息子には(マイケルのような)父親が必要だ」と訴え、マイケルも「必ずまた戻って来る」と彼女に約束する。

デボンがナイト財団のジェット機でマイケルを迎えに来た。デボンは「いきなりKNIGHT2000を壊すとは!」と怒りながらも、マイケルの「これからはウィルトン・ナイトの望む通り助けを必要とする弱い人々の為に戦う」と言う決意に、ジェット機の中でマイケルと祝杯をかわすのだった。


ブラウザの[戻る]ボタンで戻って下さい